【実施報告】首都圏研修を実施いたしました

 2024年10月2日(水)四国JALパック会 首都圏研修・情報交換会を実施いたしました。
昨年度は成田地区にありますJALグループ関連施設を視察頂きましたが、今年度は天王洲本社ビルにて講演会、JALオペレーションセンター見学、情報交換会等を実施いたしましたので詳細をご報告させて頂きます。

  ◆第1部 首都圏研修
 1) 特別講演
数々のTVやラジオにも出演している著名な航空評論家で元日本航空機長の小林様による特別講演を実施いたしました。小林様はJALを退社後は危機管理・リスクマネジメントの講師、航空評論家として活躍されています。
講演当日も北海道での空港視察の後、九州の原発視察に向かわれる合間を縫って特別に四国JALパック会のためだけに講演をしてくださいました。

講演内容は『航空安全とトップの危機管理』ということで、長年機長として乗務してきた経験談や自然災害が多発している現代において組織のトップはいかに備えるべきか等についてご講演頂きました。
小林様は運航乗務員として総飛行時間18500時間のフライトの中で様々な経験をしてこられ、中には湾岸危機時の邦人救出機機長として乗務した経験など、歴史の裏側での貴重なお話も伺うことができました。

数多くの経験に裏付けされたお話は宿泊施設、運輸観光に携わる四国JALパック会会員の皆様にとっても大変勉強になったのではないかと推察いたします。

 2) 日本航空ソリューション営業推進部からのお知らせ
宿泊業界におけるサステナブルツーリズムを推進、支援する新たな認証制度のサクラクオリティグリーン(Sakura Quality An ESG Practice)についてご説明させて頂きました。
本取り組みにご興味がある施設様がいらっしゃいましたらご担当の仕入担当にお知らせください。

 3) JALオペレーションセンター見学
飛行機の運航は霧・降雪・台風・火山などの気象現象や機材故障、その他のさまざまな要因により影響を受けることがあります。これらの状況を24時間365日体制でリアルタイムに監視・分析・対処しているのが、天王洲本社ビルに設置されたインテグレーテッドオペレーションズコントロール(IOC)です。IOCでは運航管理者をはじめとするスタッフが国内・海外を飛行するJALの全ての便の運航を集中管理し、お客さまの安全な空の旅を見守っています。
当日は実際に業務しているIOCの中を見学、説明を受けました。
普段中々入ることのできない場所のため、ご参加頂いた皆様も大変興味を持たれ、ご満足いただけた様子でした。

◆第2部 情報交換会
 ケータリングにて飲食を楽しみながら情報交換会を実施いたしました。
今年は天王洲での実施でしたため、普段参加することが叶わない日本航空の各部署の担当も参加させて頂きました。
web販売やソリューション営業についてなど活発に意見交換されている様子が目立ちました。

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